セルティック前田大然、リーグ杯優勝決めたPKは「ミスキック」
セルティックの前田大然は、スコティッシュリーグカップ制覇後に反省の弁を口にした。 15日に行われたスコティッシュリーグカップ決勝でセルティックはレンジャーズと対戦。41分に先制点を許したセルティックだが、56分にグレッグ・テイラー、60分に前田のゴールで逆転する。75分には同点とされるも、87分にニコラス・キューンのゴールで勝ち越した。しかし、直後に失点して三度同点となった一戦はPK戦に委ねられ、最後のキッカーを務めた前田が成功してセルティックがレンジャーズを破って2年ぶりのリーグカップ制覇を成し遂げた。 60分に一時勝ち越しゴールとなる得点を挙げ、120分間にわたって攻守の両面で精力的なプレーを見せ、PK戦では最後のキッカーとしてセルティックにトロフィーをもたらすゴールを決めた前田は、試合後に『セルティックTV』で「(勝利は)素晴らしい応援があったおかげかなと思います」と話し、自身のゴールを振り返った。 「上手くトラップできて、上手くゴールを決めることができましたけど、3失点目のところは僕のクロスを上げさせてしまったところが失点のシーンだったと思うので反省しています」 優勝に貢献した直後に反省を口にした場面にインタビュアーは「トロフィー獲得に貢献した後に上手く行かなかったことについて考える信じられない心構えだ。明らかに完璧主義者だ」と話し、プロ意識に関する質問を前田に投げかけ、同選手は「そのようなことで勝敗が決まるので、勝ったことはうれしいですけど、強いチームはそのようなところをもっともっと突き詰めないといけないので、まずはしっかりと喜んで、あとは反省します」と回答。 また、前田は優勝を決めたPKの場面についても問われ「ペナルティは完全にミスキックだったので、それが上手くいって…。たくさん試合をやって、疲れていた中でのPKだったので、あとは運が味方をしてくれたと思います」と振り返った。