リンクに入る森口澄士（左から2人目）と長岡柚奈（右）（撮影・竹本穂乃加）＝2024年11月14日、フィンランド・ヘルシンキ

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第5戦フィンランディア大会＞◇14日◇フィンランド・ヘルシンキ◇ペア公式練習 　ペアで結成2季目の愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈（19）森口澄士（すみただ、22）組（木下アカデミー）が、3週連続で試合に挑む。 　前週の第4戦NHK杯終了後に、出場が急きょ決定。11月に入って西日本選手権、NHK杯、今大会と連戦が続く。この日は公式練習に臨み、森口は「相当疲れてはいるんですけど、これもいい練習」と歓迎。初の海外GPシリーズには「初めての海外GPに招待していただいて、すごくうれしい」と喜んだ。 　シングルで3週連続を経験済みの長岡も「ペアではまた違う。大会が大きいので、移動もあるし。2人とも疲れてるとは思う」と認めつつ、「お互いに支え合いながらちゃんとできたら」と誓った。 　NHK杯では、自己ベストの合計172・47点をマーク。しかし、ミスもあり7位に終わり、悔しさをにじませていた。「NHK杯で失敗してしまった要素を、せっかく次の週にもう1回リベンジする機会が与えられた。ちゃんとやっていったら、点数もシーズンベストを出せるような点数が出てくる」と2週連続の自己ベスト更新を見据えた。