【60歳代・70歳代の貯蓄一覧】55歳・独身「貯蓄3000万円」が目標です。シニア世代の貯蓄事情を教えてください!
自分のライフスタイルに合った貯蓄額を試算しておこう
本記事では、老後生活をスタートさせる一般的な年齢である「60歳代」「70歳代」のおひとりさま世帯の貯蓄事情について紹介していきました。 厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」では、100%年金だけで生活している人は、全体の44%と半数にも満たない結果となっています。 上記のことからも、年金だけで不足する分を補填するためのある程度の貯蓄が必要となりますが、誰しもが「2000万円」や「3000万円」の資金が必要とは限りません。 人によって受け取れる年金額や生活支出が異なることから、漠然と目標貯蓄額を設定せずに、自分のライフスタイルに合った貯蓄額を試算しておくことが大切です。 まずは将来ご自身が受け取れる年金見込額を「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などで確認してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)」 ・厚生労働省「令和5年版厚生労働白書」 ・総務省「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」 ・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」
和田 直子