「走れない闘えない努力もしない口先だけは立派な史上最低イレブン」刺激的な横断幕と大ブーイング。異様な雰囲気に包まれた大宮アルディージャの最終戦セレモニー
原崎監督は試合後の会見で何を語ったか
2023年11月12日に行なわれた大宮の最終戦セレモニーは異様な雰囲気に包まれた。のっけからブーイングの嵐で、大宮サポーターは以下のような横断幕を掲げた。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 「(再)NTT様弱さよりも強くなる情熱が感じられないことに失望しています」 「目標未設定 不十分な編成 Jリーグ舐めるな」 「恥を知れ」 「俺たちは情熱、信念のある経営者と共に戦いたい」 「走れない闘えない努力もしない口先だけは立派な史上最低イレブン」 「J2 21位は結果よりも居心地の良さを求めた者が招いた必然の結果」 刺激的なメッセージ(一部抜粋)とはいえ、今季の体たらくに対するファン・サポーターの素直な気持ちだろう。 東京Vに0-2と完封負けしたホーム最終戦を振り返って、原崎政人監督(今季限りでの退任が決定)は会見で次のように話していた。 「最終戦で勝てなかったことは今季を象徴しています。前半良いゲームができても、守りきれない。そういうところの弱さを改善できない、修正できない。まだ指導不足です。このクラブがこのクラブが魅力あるクラブになるために残された選手、スタッフが前を向いてくれることを期待しています。ファン、サポーターの厳しい声、このスタジアムに来て戦ってくれている思いを受け止めて前に進んでもらいたいです」 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)