「ダイエット食」は高いイメージがあって手が出せません。「普通食」と比べて毎月いくら違いますか?
健康的にダイエットをするならば、食事内容を見直す必要があるでしょう。食べないダイエットはリバウンドにつながるだけではなく、健康に悪影響を及ぼす危険があります。そのため、ダイエット中でも、バランスのよい食事を規則正しく摂取することが大切です。 今回は食費に注目して、ダイエットを意識したメニューは、普通の食事メニューと比較して、節約につながるのかどうかを検証しました。
ダイエット食では「太りにくい食材」を使用することがポイント
ダイエット食では、選ぶ食材が重要です。摂取カロリーを気にすることも必要ですが、どの栄養素を摂取するかも、ダイエットにおいては大切なことです。 ダイエット中に摂取したい食材や栄養素には、以下のものがあります。 ・野菜や果物、ナッツなどの食物繊維 ・肉や豆、卵などのタンパク質 ・玄米やライ麦などのGI値(血糖値の上昇のしやすさを数値化したもの)の低い炭水化物 一方で、お菓子やデザートなどの糖質を多く含むものや、アルコールを控えることもポイントです。 肉や魚のなかでも、脂質を多く含む食材はカロリーが高くなる傾向にあります。例えば、肉でいうと豚バラや鶏もも、魚でいうとサバやブリなどです。鶏むね肉やアジなど、脂質が少なく高タンパク質な食材を選ぶとよいでしょう。
ダイエット食向き食材は安いのか?
ここでは、実際にダイエット食向きの食材をいくつかピックアップして、そうではない普通の食材と、価格を比較してみました。 表1
※全て税込み表記 ※同じスーパーの販売価格を基に筆者作成 表1の食材を1回の買い物で購入した場合、普通食用の食材は3535円、ダイエット食向き食材は3046円でした。 上記の内容を週に1回、月に4回買い物すると仮定した場合、食費の差は約1956円となります。商品によって内容量が異なるため、価格帯も変動しますが、全体的にダイエット食向き食材のほうが、価格をおさえられていることが分かります。 結果として合計金額が安く済んだのは、「ダイエット食向き食材」でした。