BYDが2024年春に日本発売予定の「BYD シール」などを東京オートサロンに出展
電気自動車販売台数世界No.1の「BYD」が日本での販売拡大戦略を展開
BYD Auto Japan(ビーワイディー オート ジャパン)は2023年12月20日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「TOKYO AUTO SALON 2024」(会期:2024年1月12日(金)~14日(日))に「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」と「BYD SEAL(シール)」を出展することを発表した。 【写真はこちら】街乗りから遠距離移動まで、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択が楽しめる(全4枚) BYDは1995 年に中国・深圳で創業し、IT エレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティの4つの領域で事業をグローバルに展開している。 とくに自動車事業においては、世界70超の国と地域、400超の都市に電気自動車を展開し、2022年には電気自動車販売台数で世界No.1となるなど成長が著しい。 日本ではミドルサイズSUVのBEVである「ATTO3(アットスリー)」を2023年1月から、コンパクトサイズBEVである「DOLPHIN(ドルフィン)」を2023年9月から発売。徐々にその勢力を拡大している。 現在、BYDオートジャパンは、「eモビリティをみんなのものに。」というブランド・スローガンのもと、全国各地で気軽にBYDのeモビリティを体感できる機会を設ける活動を積極的に進めている。 今回の「TOKYO AUTO SALON 2024」では、前回に引き続き、さらに多くの来場者にBYDブランドとEVをより身近に感じ、気軽に触れる場にすることを大きな目標にしている。 今回のBYDブース(ホール9 小間No.954)は、“BYD BLACK”をテーマに掲げ、“黒”で統一したイベント・ブース、スタッフ・ユニフォーム、さらには“黒”で統一した車両を揃えることでBYDのクールさを強調する。
BYD Auto Japanブース 展示モデル
出展車両は、現在発売中のコンパクトEV「BYD DOLPHIN(ビーワイディー ドルフィン)」と、日本発売第3弾として2024年春頃の国内導入を予定しているハイエンドEVセダン「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」の計2台で、いずれも「参考出品車」となる。 ■BYD SEAL「BYDの最新技術を結集したハイエンドセダン」 「BYD SEAL」は、「BYD DOLPHIN」と同じく海からのインスピレーションを得ており、スポーティーかつエレガントなデザインが印象的なハイエンドEVセダンとなる。 すでに本国では2022年5月から発売しており、航続距離は555km(欧州WLTP値)です。また2023年10月には、権威あるEuro NCAPの安全性評価で最高評価となる5つ星を獲得。高い安全性が評価されている。 BYDの専用技術であるブレードバッテリーを直接車体に設置、構造体としての役割をもたせることで、高いボディ剛性と優れた安全性を確保するとともに、CTB(Cell To Body)技術による低重心な走りは、「BYD SEAL」の高い走行安定性をさらに向上させている。 ■BYD DOLPHIN「さまざまなライフスタイルにマッチするコンパクトEV」 2021年8月に中国で販売開始して以降、グローバルで約53万台を販売した「BYD DOLPHIN」は、日本市場向けに機械式駐車場のサイズ制限をクリアできるよう、全高を1,550mmに設定したコンパクトEVです。 一充電あたりの航続距離が400kmの「BYD DOLPHIN」と航続距離が476kmの「BYD DOLPHIN Long Range」の2グレードをラインアップ。街乗りから遠距離移動まで、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択が可能となっている。 さらに車内に子供やペットが乗車したままになっていることを検知すると、オーナーや周囲の人々に危険を知らせる「幼児置き去り検知システム」をはじめ、充実した安心・安全を支える装備や便利な機能を標準搭載しており、Euro NCAPの安全性評価でも最高評価の5つ星を獲得している。
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