詐欺相次ぎ 吉野ヶ里町で70代女性が1900万円 唐津市で60代女性1545万円だまし取られる
サガテレビ
被害額が合わせて3千5百万円に上る詐欺事件。SNSで知り合った人物や警察官などを名乗る男などから吉野ヶ里町の70代の女性と、唐津市の60代の女性がそれぞれ約1900万円と、1545万円をだまし取られていたことが26日にわかりました。 警察によりますと、吉野ヶ里町に住む70代の女性は今年9月、SNSで知り合った人物から「金は安全資産として有利な市場の動きを見せている」などと投資話を持ちかけられ、13回に渡り現金をATMで送金し、あわせて1900万円をだまし取られたということです。 女性はその後、「現在の利益が6600万円ある。引き出すには利益の8%に当たる530万円を先に送金してもらう必要がある」と言われ、親族に相談し被害が発覚。 一方、唐津市内に住む60代の女性は11月、警察官を名乗る男から「あなたがマネーロンダリングに関わっている疑いがある」などと言われ、その後のやり取りを経て1545万円をだまし取られたということです。 警察によりますと、今年11月末までの県内のSNS型投資詐欺の発生件数は72件で、被害額は4億5000万円を超えているということです。
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