今年の成長率見通し2.2%に下方修正 来年は1.9%と予測=韓国中銀
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は28日に公表した経済展望で、今年の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前回予測の2.4%から2.2%に引き下げた。 1~3月期には1.3%と異例の高成長を記録したが、4~6月期は前期比0.2%減少し、7~9月期も0.1%の成長にとどまったことを反映した。 韓銀は今年の成長率見通しについて、5月に2.5%としたが、8月に2.4%に下方修正していた。 2.2%は韓国政府の見通し(2.6%)のほか、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)、韓国開発研究院(KDI)がそれぞれ示した2.5%より低い。 また、来年の成長率見通しも2.1%から1.9%に引き下げた。韓銀が推計した潜在成長率(2%)より低く、韓国経済が低成長局面に入った可能性があることを示唆した。 今年の消費者物価の上昇率見通しは2.5%から2.3%に下方修正した。来年の見通しも2.1%から1.9%に引き下げた。
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