河本力、8アンダー首位発進 テーマは「頑張らないこと」/国内男子ゴルフ
カシオ・ワールドオープン第1日(21日、高知・Kochi黒潮CC=7350ヤード、パー72)大会ホストプロの石川遼(33)=CASIO=がボギーなしの7バーディーを奪い、7アンダーの65で首位に1打差の2位と好スタートを決めた。現在賞金ランクは5位。2009年以来15年ぶりの賞金王へ、望みをつなぐ大会初優勝を目指す。河本力(24)=大和証券=が8アンダーの64で単独首位発進。賞金ランク1位の平田憲聖(23)=ELECOM=は4アンダーの68で18位につけた。 ツアー屈指の飛ばし屋、河本力が9バーディーを量産。「今週のテーマが頑張らないこと。ドライバーを持っても頑張らないで振る」と力を抑えて単独首位発進を決めた。次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」は今季優勝者や賞金ランク上位者など30人と限られる中、現在は同23位で確定はしていないが、女子プロの姉・結がキャディーを務める予定。「勝って決めたい」と静かに闘志を燃やした。 ■18位発進した賞金ランク1位の平田憲聖 「スコアはなんとか伸ばせたけれど、あまり感覚的には良くない。自分の気持ちと(グリーンの)タッチが合っていない」 ■5バーディー(1ボギー)を奪って同じく18位スタート、賞金ランク2位の金谷拓実 「全体的にはいいプレーができた。明日以降も僕は僕らしく頑張りたい」