【バレー女子】日本 第1セットを先取! 東京五輪で敗れた韓国と対戦
◇ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会 日本-韓国(2024年6月12日 北九州市・西日本総合展示場) 【写真】<日本・韓国>韓国戦を前に円陣を組む女子バレー日本代表(撮影・平嶋 理子) バレーボールのネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会が行われ、世界ランク6位の日本は同38位の韓国と対戦。第1セットを25-16で先取した。 第1セット、石川、岩崎、山田、荒木、林、古賀が先発。序盤、古賀のバックアタックや荒木のブロックなど4連続ポイントで主導権を握った。韓国に粘り強く拾われたが、集中力を切らさず、最後は石川のスパイクが決まり、このセットをものにした。 韓国戦との対戦成績は98勝47敗。22年、23年のネーションズリーグでいずれもストレート勝ちを収めたが、21年の東京五輪では2ー3で敗れている。 世界ランクを決めるポイントは勝てば加算され、負ければ減少する。対戦相手の世界ランク、獲得セット数によっても増減するポイントが変わる。ストレート勝ちした方がセットを失って勝つより獲得ポイントが多い。また世界ランクが自国より上の国に勝てば多くのポイントを獲得できるが、下の国が相手なら勝っても獲得ポイントが少なく、敗れれば多くのポイントを失う。そのため、日本にとって世界ランクで格下の韓国との一戦は負けられない戦いとなる。 ▽パリ五輪への道 出場枠は12。開催国フランス、昨年の五輪予選を勝ち抜いたトルコ、ブラジル、ポーランド、米国、セルビア、ドミニカ共和国の計7カ国が決定済み。残り5枠は17日付の世界ランクで決まる。最優先は出場決定国のない大陸(アジア・オセアニア、アフリカ)の最上位国。日本はアジア・オセアニア最上位か、出場権を得ていない国の中で上位3番目以内に入ることが条件。現時点で世界ランク7位の中国を上回る同6位の日本は五輪出場圏内にいる。