ブレイク・ライブリー、主演映画の監督をセクハラで提訴 性的経験に対する質問も
しかしこの報道が流れるとブレイクに関するネガティブな報道が浮上。彼女が過去にインタビュアーに対して失礼な態度をとっていたことや、この作品のメインテーマであるDVに関する質問に真面目に答えないことが大きく報じられた。ブレイクはこれらがバルドーニが「社会的な操作」をした結果だと主張している。訴状にはバルドーニの広報担当者が制作会社の代理人に対して送っていた「バルドーニはブレイクを葬り去れると思いたがっている」というテキスト、それに対する「私たちは誰でも葬れる」という返信も証拠として付けられている。また証拠の中にはバルドーニ本人がパブリシストに送ったテキストも。彼はタブロイド紙に掲載されていた、「ヘイリー・ビーバーがこれまでいじめてきた女性たち」に関する記事のスクリーンショットをテキストに添付。ブレイクに関する同じような記事が「自分たちには必要だ」と提案していた。
バルドーニの弁護士はブレイクの申し立ては「完全に虚偽で悪意のあるもので、意図的に猥褻なもの」だと非難、セクハラ行為を否定している。またブレイクの方がパブリシストを使ってバルドーニの評判を悪くするような報道を流し「彼女に関するネガティブな評判を修整」しようとしたと主張している。とはいえ、この報道が流れるとバルドーニのエージェンシー、WMEは彼との契約を解除。あっさり見放した。 一方でブレイクは新聞「ニューヨークポスト」に声明を発表。「私の法的措置が、不祥事を告発する人々を傷つける報復措置を終わらせるのに役立ち、標的にされる人々を守る助けになることを願っている」とバルドーニに対する中傷キャンペーンは行なっていないとコメントしている。ちなみに原作者で人気作家のコリーン・フーヴァーはブレイクを支持するコメントを発表している。これからどのような展開を見せるのか、アメリカマスコミの注目が集まっている。