【MLB】アストロズが70勝到達で貯金10 菊池は痛恨被弾で6回途中3失点 またも6回を投げ切れず
【アストロズ6-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間8月26日、アストロズは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのオリオールズ4連戦の最終戦を迎え、6対3で勝利。強豪対決4連戦を2勝2敗で終え、地区2位のマリナーズとの4.5ゲーム差をキープした。アストロズ2番手のヘクター・ネリスが打者4人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、9勝目(4敗)をマーク。4番手のジョシュ・ヘイダーは28セーブ目を挙げ、オリオールズ2番手のバーチ・スミスは2本塁打を浴びて今季初黒星(4勝)を喫した。 【動画】アストロズのアレックス・ブレグマンが勝ち越しの21号ソロを放つ アストロズは4回表二死から5連打が飛び出し、3点を先制。先発の菊池雄星は4回までオリオールズ打線を無得点に抑えていたが、5回裏に一死1・2塁のピンチを招き、ラモン・ウリアスに高めの速球をとらえられて9号同点3ランを浴びた。菊池は6回裏二死からアンソニー・サンタンデールに四球を与えたところで球数が98となり、マウンドを降りたが、アストロズは直後の7回表二死からアレックス・ブレグマンの21号ソロ、ヤイナー・ディアスの16号ソロと二者連続アーチで2点を勝ち越し。8回表にはジェイク・マイヤーズの犠飛でリードを広げ、8回裏は3番手のブライアン・アブレイユが三者凡退、9回裏は守護神ヘイダーが打者3人で無失点に抑えて試合を締めくくった。 移籍後5度目の登板となった菊池は、5回裏に痛恨の同点3ランを浴び、6回裏二死まで98球を投げて被安打2、奪三振4、与四球3、失点3という内容で降板。勝敗はつかず、今季の防御率は4.39となった。移籍後は5度の先発登板で2勝0敗、防御率2.89とまずまずの結果を残しているものの、球数が多くなる傾向があり、5先発連続で6回途中で降板。まだ1度も6イニングを投げ切ることができていない。6月以降の16先発で6イニング以上を投げた試合は2度しかなく、球数を抑えて長いイニングを投げることが今後の課題となる。