【特集】「今から心臓マッサージのやり方を言うので、やってください!」“命の最前線”「消防管制室」で奮闘する『通信指令員』 中には救急車の出動を断らなければいけない場面も…求められる“集中力”と“判断力” SOSに応える24時間に密着
(飯田さん) 「今、顔色はどう?」 -(通報者・母親) -「顔色は赤いです。泡を吹いています」 (飯田さん) 「泡?泡を吹いている⁉泡を吹いているなら、体を横向けにして。救急車が向かっているから」 -(通報者・母親) -「わかった」 (飯田さん) 「お母さんが慌てたら、お子さんがもっともっと不安になるから」 -(通報者・母親) -「わかった、わかりました」 (飯田さん) 「足裏をボリボリかいても、嫌がらないね?」 -(通報者・母親) -「嫌がらないです」 (飯田さん) 「横向けに、もう一回しよう」 -(通報者・母親) -「横向け、はい…あ、何か言いました」 (飯田さん) 「声が出た?」 -(通報者・母親) -「はい、出ました」 (飯田さん) 「声が出たね。OK、OK」 -(通報者・母親) -「あっ、ちょっと嫌がりました」 (飯田さん) 「足を嫌がった?」 -(通報者・母親) -「少し。左も嫌がった!」 (飯田さん) 「今ね、ちょっとずつだけど良くなっていっている状態だから。どちらにしても、救急隊に診てもらおう」
『消防管制室』―ここは、命を救う最前線。今日も、“助けを求める声”に応え続けています。 (「かんさい情報ネットten.」2024年3月18日放送)
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