【G大阪】新加入の元日本代表MF奥抜侃志がキレキレ 突破と強度の高さでチームに刺激
ドイツ2部ニュルンベルクからG大阪に加入した元日本代表MF奥抜侃志(25)が、新天地でさっそく輝きを放つプレーを見せた。 【写真】キレのある動きを披露した奥抜侃志 10日は大阪・吹田市内の練習場で2部練習。午前の1対1のメニューや、午後のゲーム形式ではひときわキレのある動きを披露した。鋭い動きで相手を瞬時にかわしてゴールも決めた奥抜は「きつかったけど、ドイツで練習を継続していたから、コンディションはすぐ戻せると思う」と状態の良さをアピールした。 ダニエルポヤトス監督(46)には、大宮アルディージャ時代から評価されていた。待望の獲得に応えるため、まずは「ワイドの位置での突破と、中に入っての臨機応変なプレー」で違いを見せる考えだ。 ただ、チーム全体での守備面でも貢献する自信がある。指揮官はチームに昨季以上の強度を要求するが、それも奥抜の得意とするところ。「強度はドイツでかなり求められたもの。その部分は自分からアクションして伝染させていけたら」。自らが活性化を担うつもりで、チームに刺激を与えていくつもりだ。 「このチームでタイトルを取りたいと思った」。その思いでG大阪に加わったドリブラーは、早くも攻守両面でキーマンとなることを予感させた。【永田淳】