波乱商状の日本株相場で反発期待高まる自動車関連3銘柄
日本の田んぼは「実りの秋」を迎えているが、株式市場は収穫期には程遠い(写真:ブルームバーグ)
10月6日の東京株式市場は、前日の米国株市場でダウ平均株価が小幅安となったことを受けて、朝方は値を下げてスタートした。下値では買いが入り、一時はプラス圏に浮上する場面もあったが、3連休前ということもあり、積極的な売買が手控えられ、午後は前日終値を挟んだ小動きに終始。終値は前日比80円安の3万0994円と小幅に反落した。 来週(10~13日)は、今週の日経平均が合計800円を超える下落、かつ、週足で3週連続の陰線となったことから、自律反発に期待したい局面だ。一方で、アメリカの長期金利が高止まりする警戒感もくすぶり続けており、現地時間の12日に発表される9月の消費者物価指数の内容次第では波乱の展開となる懸念もある。 来週の日経平均の想定レンジは3万0600~3万1400円とする。
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冨田 康夫