西武一筋12年 増田達至が投げ込む3球ストレート 現役最後の登板にドームを包む大歓声
◇プロ野球パ・リーグ 西武-ロッテ(28日、ベルーナドーム) この日、西武・増田達至投手は引退試合を迎えました。 【画像】引退会見を行った西武・増田達至選手 5回表に姿を現した増田投手は観客に軽く手を振りながらブルペンに向かいます。その最中には5回のマウンドへ上がるボー・タカハシ投手とすれ違い、鼓舞するように声をかけます。そのままブルペンに入ると、仲間たちとグータッチを交わしました。 増田投手が登板を迎えたのは、7回。名前がコールされるとファンからは大歓声があがります。この回の先頭打者としてロッテ・岡大海選手を迎えると、3球のストレートを投げこみます。3球目をとらえられヒットとされると、交代を告げられ、拍手に包まれながらマウンドをあとにしました。 増田投手は2012年に西武にドラフト1位で入団して以来、西武一筋で活躍。15年に最優秀中継ぎ投手、20年に最多セーブ投手のタイトルを獲得しており、18、19年のパ・リーグ連覇にも大きく貢献しました。