相次ぐ死亡交通事故 現場付近の高齢者宅を訪問…事故防止呼びかけ 埼玉県警
先月末から埼玉県内で死亡交通事故が相次いでいる事態を受け埼玉県警はそのうち2人が死亡した事故現場付近の高齢者宅を訪問し交通事故防止を呼びかけました。 【図解】シートベルトが命を奪う?──危険な着用法をチェック チャイルドシートは年齢より「身長」…目安は?【#みんなのギモン】 警察によりますと埼玉県三郷市では先月30日の夜、男性が運転するバイクが道路を横断中の高齢男性と衝突し2人とも死亡する事故がありました。 埼玉県警は、9日午後、この現場近くの住宅街で高齢者宅などを戸別訪問し反射材やチラシを配って交通事故に遭わないよう呼びかけました。 警察官の訪問を受けた70代の住民の女性は数年前に、交通事故にあったことがあるということで「このように訪問して教えてもらえるのはありがたい」と話していました。 埼玉県内では三郷市や所沢市などで先月29日から5件の死亡交通事故が相次いでいて、埼玉県は「交通死亡事故多発警報」を出しています。 埼玉県警は「反射材をつけるなどして自分のことは自分で守るという意識を持ってもらいたい」と呼びかけています。