埼玉県の大野元裕知事は20日、県の新型コロナウイルス対策本部会議で、「ゴールデンウィーク中に広域的な人の移動の増加が懸念される。県民のみなさんに対し、引き続き不要不急の外出を自粛していただくよう要請することとした」と話したうえで、県職員に対して「地域社会の『インフルエンサー』として家族や友人、知人に対して是非働きかけをお願いする」と呼び掛けた。 【Q＆A】新型コロナ「軽症・中等症・重症」どんな症状？

埼玉県大野知事会見0420

　大野知事は、「新型コロナウイルス対策は極めて短時間に新たな取り組みが求められるなど、これまでに経験のない対応が迫られているが、そのために対策が疎かになってはいけない。一人一人が想像力を働かせながら果たすべき役割をよく考え。行動につなげていただきたい。引き続き県庁がワンチームとなって収束に向けて努力するよう求める」と述べた。