巨人・桑田真澄2軍監督、田中将大は「活躍できる」復帰後4年間20勝33敗も「巡り合わせが…逆でもおかしくない内容」あと3勝の200勝にも期待
巨人の桑田真澄2軍監督が1日、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにスタジオ生出演。日米通算197勝ながら今季1試合登板にとどまり、楽天を退団することになった田中将大投手について、投球内容への分析を交えながら「活躍できると思う」「ぜひ200勝達成してほしい」などと期待感を示した。 ◆里田まい、田中将大に”家族ショット”の熱烈エール【写真複数】 田中将は2021年、大リーグ・ヤンキースから楽天に復帰。通算200勝まで3勝に迫っていた今季は、1軍登板が9月28日のオリックス戦(楽天モバイルパーク宮城)の1試合のみ。楽天復帰後の4年間では計73試合、20勝33敗だった。田中将は11月24日に自身のYouTubeチャンネルで退団意向を表明していた。 桑田さんは、田中将が右ひじクリーニング手術明けのシーズンだった点に注目。「(手術の影響は)大いにあったと思う。手術後はなかなか思うように動かなくなるので、その影響はあったと思う」と分析した。司会の駒田健吾アナウンサーから来季以降の活躍見込みを問われると、桑田さんは「僕は(活躍)できると思っている。マー君は過去3年(2021~23年)、平均150イニング以上投げているんですね。これは、おそらくリーグでも5~6番目の数字だと思う。先発投手は、特にいい投球しても点を取ってくれないと勝てない。巡り合わせが非常に悪かったと思う。これ(勝ち数と負け数)が逆になってもおかしくないくらいの内容。3年間しっかり投げている。今年は手術の影響で投げられなかったので、来年は僕は活躍してくれると思っている。ぜひ200勝達成してほしい」と期待を込めた。
中日スポーツ