【還暦ランナーの再出発/3時間30分への挑戦】第5回 一発大逆転を狙ってレース2週前からの猛練習を敢行!
死なない程度に、死に物狂いで猛練習!
というわけで私。今現在、猛練習の真っ最中です! 個人差はあるというので、前述のポイントを自分なりにアレンジ。コンセプトは「死なない程度に死に物狂い、2週前からの猛練習でコロナの借りを返してやる!」です。 私程度の走力では、猛練習をしたところでその強度はたかが知れています。これまで全然やってこなかったのだから、今回くらいは死に物狂いで頑張るべきところ。コロナ療養のブランクを取り戻す意味でも、1週間前と言わず2週間前から猛練習しよう! しかしながら、足首の手術を経験していることや、還暦過ぎという年齢的ファクターもあり、少しでも身体に違和感があったら無理はしない。コンセプトの「死なない程度に……」ということが大前提というわけです。 具体的には、以下のポイントで猛練習! ①頑張る期間は、レース2週前からレース4日前まで。3日前からは完全休養 ②弓削田眞理子さんの「330への道、基本の5か条」を基本に練習 ③インターバル走やビルドアップ走、5km計測走など追い込む練習を多くする ④2週間で30km走を3回行う ⑤この期間だけは、1日たりともダラダラ走らない ⑥ランジウォークをはじめ、筋トレも毎日行う といった猛練習を毎日しているわけですが、仕事やプライベートの用事がある中で猛練習を組み込んでいくのは、やはりなかなか大変なこと。強度もたかが知れているとはいえ、実はやや疲労気味です。追い込んでもペースが上がりにくいし、もしかしたらコロナの後遺症的なこともあるのかなと不安になったり……。そんな中、今日は想定外の春の嵐で強制ランオフに。疲労回復できるのはいいけれど、猛練習が途切れてしまい、これはこれで焦ったりもしたり……といったところです。 さてこの連載も、次回はいよいよかすみがうらマラソンの結果報告となります。猛練習が吉と出るか凶と出るか。正直、吉と出る確率、即ち3時間30分切りの可能性は限りなく低いと言わざるを得ないのですが、せめて自己ベスト更新くらいはしたいな~と思ってみるものの果たして……。残り数日、猛練習頑張ってみます!
岩谷隆志/いわやたかし(61) フリーランス・ライター兼コピーライター時々デザイナー。ひょんなことからランナーズ2023年3月号「『生涯ベストは47歳までに狙うべし』に一言申したい!」の記事を担当。万年サブフォーを行ったり来たりだった還暦ランナーが、この執筆を機に一念発起! 2023年11月に自己ベストを14年ぶりに更新(3時間39分34秒/つくばマラソン)。次の目標は3時間30分切り。