「今日は選手たちの勝利」解任危機に立たされながら“ミラノ・ダービー”勝利、会心の白星にフォンセカ監督は「強い勇気を見せてくれた」
ミランのパウロ・フォンセカ監督が、“ミラノ・ダービー”での勝利を喜んだ。 開幕から低空飛行が続き、フォンセカ監督解任の噂も広がる中で、ミランは22日に行われたセリエA第5節で宿敵インテルと対戦。絶対に負けられない一戦は立ち上がりにクリスチャン・プリシックのゴールで先制するも、前半のうちに同点に。後半は一進一退の攻防となる中で迎えた89分、FKからマッテオ・ガッビアが値千金のヘディングシュートを叩き込み、2-1で勝利した。 【動画】苦境ミランが宿敵相手に会心の勝利! まさに起死回生ともいえる白星を得たフォンセカ監督は、試合後『DAZN』のインタビューで喜びを露わにしつつ、チームが必要な姿勢を見せてくれたと称えている。 「今日はダービーマッチだった。ミランはしばらく勝てておらず、今の調子を考えると重要な試合だった。選手たちは強い勇気を見せてくれたし、勝利に値したと思う。インテルにこれほど多くの問題を引き起こしたチームは長い間見ていない」 「チームの構造を変えたとは思っていない。今日は少し違うことをしただけだ。困難に直面したときは、フォファナがセンターバックの間に入って守備をする形にした。むしろ変わったのは選手たちだと思う」 「(この勝利で去就のプレッシャーが減ったかについて)私にとっては大した違いはない。私はそうした報道について、読んだり聞いたりしないからだ」 「もちろん、今週は少し自信が持てるようになるだろう。私にとって重要なのは、選手たちがこれまでやってきたのと同様、チームのアイデアを信じ続けるのを見ることだ。改善すべき点があるのは理解しているが、今日は選手たちの勝利だった」
超WORLDサッカー!