小池都知事が記者会見11月9日(全文1)都道府県は国に税源移譲を求めるべきだ
東京都の小池百合子知事は9日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「東京都・小池百合子知事が午後2時から定例会見(2018年11月9日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池百合子知事が午後2時から定例会見(2018年11月9日)
北海道胆振東部地震に対する義援金について
日本経済新聞:では冒頭お願いします。 小池:お待たせいたしました。先ほどまで全国知事会、出席しておりました関係でスタートが遅れたわけでございます、恐縮です。 まず北海道胆振東部地震に対しての義援金についてのご報告でございます。東京都は9月の12日から10月31日まで、北海道胆振東部地震の被災者支援のための義援金を受け付けてまいりました。都民の皆さま方から6,000万円を超える額をお寄せいただいたということで、ご協力に深く感謝を申し上げたく存じます。いただいた義援金でございますが、全額北海道に送付をさせていただきます。ちなみに、【******** 00:08:27】知事にお目にかかることがございましたもので、その旨を伝えさせていただき、なお職員についても支援要員としてお送りすることとなるというふうに申し上げたところ、大変ありがたいというお話でもございました。その後、北海道が被災の市町村に、それぞれ額は配分をするということで伺っております。
全国知事会での地方法人課税の偏在是正措置に関する協議について
それから全国知事会、先ほどまで出席していた知事会でございます。皆さま方も取材もなさっていたかと思いますが、あらためてまとめておきます。東京都としての意見、この全国知事会議におきましてしっかりお伝えしてまいりました。7月の会議でも申し上げたんですが、東京への集中、そして集積が地方の活性化を阻害している、そして大都市に集中する税収を地方に振り向けるべきだという主張については、7月の時点でも反対であるという旨を申し上げてまいりました。その上で東京と地方が共に成長する、共存共栄を目指すことは言うまでもないと。そしてわが国にとりましての東京の発展と地方の活性化というのは、まさしく成長の両輪であるという旨をお伝えしたわけでございます。 地方にはやらなければならない仕事がたくさんありながらも、地方財源というのが全体的に不足しているのも事実でございまして、だったら地方の権限と支部に見合った財源が得られるように、ここは地方が、東京も地方でございますので、地方が一致団結すべきだと、そして国からの税源移譲を求めるべきだということで、今日もその旨発言をさせていただいた。さらに地方の限られたパイを切り刻んで分け合うのではなくて、地方財源全体のパイを一緒に増やしていく、このことを最優先の課題といたしまして、一緒に国に訴えていきましょうよということを都道府県の皆さま方にお呼び掛けをしたところでございます。 あらたな偏在是正措置に対して都は明確に反対でございまして、東京都が反対していることにつきまして、提言書にしっかりと明記をしていただきたい旨を申し上げたところでございます。そしてその上で、東京都は本来、税収格差の是正は国から地方への税源移譲により地方税を拡充する中で行うべきと強く主張した、との注記を追加する【**** 00:11:12】にするようにお願いしているところでございまして、これはファイナルについてはどういう文案になったかについてはまた、ただ今ing形でございますのでお伝えしてまいります。