九回の好機に三振に倒れ、悔しさをあらわにするドジャース・ベッツ (AP )

ナ・リーグ、リーグ優勝決定シリーズ（ドジャース3―7メッツ、1勝1敗、14日、ロサンゼルス）米大リーグのポストシーズン（PS）は、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第2戦が行われ、ドジャースは序盤に大量リードを許し、1勝1敗とされた。大谷翔平投手（30）が3打席無安打に封じられるなどメッツ先発のマナイアに打線が苦戦した。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん ベッツはマナイアに対し、空振り三振と中飛に抑えられ、「最近はずっと調子が良かったから自信を持って投げていた。タフな試合になるとは分かっていた」と言葉少な。打線としては中盤以降に好機をつくったが「負けは負けだ。忘れる部分は忘れて、何がおかしかったか考える必要がある」と切り替え、「彼らいいチーム。今シリーズは長くなると思っている」と第3戦以降を見据えた。 E・ヘルナンデスはマナイアに対し、四球と中飛。六回は2点をかえし、なおも1死満塁の打席を迎えたが三ゴロ併殺打に倒れた。「マナイアはかなり印象が違っていた。腕の位置が低く、クリス・セール（ブレーブス）のようだった。直球は力があり、変化球は大きく沈んでいた」と語り、1勝1敗で敵地で迎える第3戦には「早い回に点をとっていい展開に持ち込みたい。敵地のメリットは先に攻撃できること。彼らのように先制したい」と逆襲を誓った。