【鬼滅の刃】9人の“柱”の魅力に迫る!愛溢れる大満足な「柱展」!
圧倒的な迫力の展示で“柱”の魅力に迫る!
続く「柱-身体」には9体の等身大キャラクターパネルと、設定資料から“柱”たちが使用している日輪刀の柄を再現したサンプルがズラリ。来場者は柱たちの体格・身長差などを自分と比べることができるほか、リアルな刀の握り具合から“柱”たちの手の大きさを確かめらるのでファンにとっては嬉しい展示だ。同じエリアにある「柱-言葉」では“柱”たちの名ゼリフが吊りさげられているほか、「柱札」を使ってキャラクターの名ゼリフを聞けるようになっている。セリフはランダムとなっているので、お気に入りのフレーズが出てくるかは自分で試してみてほしい。 「柱-表情」の展示スペースは、“柱”たちのさまざまな表情をピックアップした1000枚以上のアニメ原画があふれる空間として構成。これだけのサイズと量の、それも“柱”に特化したアニメ原画が一堂に会するのは前代未聞といえるだけでなく、中には作画指示などが書かれたものもあり、全てをチェックするには一日で終わらない可能性も。次の「柱-躍動」も、アニメの原画が使用されているのが特徴。各“柱”たちのアクションシーンを抜き出し、その動きを連続写真のように複数のパネルで立体的に表現、宙を舞う甘露寺や、刀を振るう煉獄など、“柱”たちがまるで目の前にいるような感覚を味わえるようになっている。 展示スペースのラストは前面と左右、さらには床面に映し出されたプロジェクション映像に加えて、立体音響、ハプティクス(床振動)、風など、多彩な特殊効果を組み込んだ演出でアニメ『鬼滅の刃「柱稽古編』最終話、産屋敷邸から無限城へと落下していくシーンを迫力満点に表現する「そして無限城へ」。来場者は鬼舞辻無惨を追い詰めた“柱”や炭治郎たちと同じ視点で、あの衝撃のクライマックスシーンを体感することができる。また上映が終わると進んだ先には、板張りの廊下に襖や階段など複雑怪奇に絡み合う無限城の内部構造を模した空間が広がっており、その偉容には思わず足を停めて見入ってしまうほど。無限城に迷い込んでしまったかのような気持ちを堪能しながら、劇中の世界観の雰囲気を楽しんでもらいたい。 展示会と言ったら買い物も楽しみのひとつ! ミュージアムショップには本展のためにufotableによって描きおろされたキービジュアルでデザインされたアイテムが勢揃い。9人の“柱”を6つのテーマで合計100種のデザインを用意した「柱百景」シリーズ、今年2月から開催されたワールドツアーのビジュアルを使用したアクリルチャームや絵馬ストラップなど、開催期間を通して約300点以上もの各種限定グッズを展開予定となっている。ここだけでしか手に入らないアイテムも多いので、“柱”ファンならぜひともゲットしてほしい。 またミュージアム併設型カフェ「CREATIVE MUSEUM TOKYO CAFE」では、こちらもufotableの協力のもと『アニメ「鬼滅の刃」 柱展 -そして無限城へ- カフェ produced by ufotable Cafe』をオープン。それぞれ“柱”の9人の好物やイメージからインスピレーションを受けた香りや食材を使ったフードメニュー9品(こだわりカード付)をはじめ、デザートメニュー9品(名言カード付)、ドリンクメニュー9品(カップスリーブ&紙コースター付)、ボトルドリンク9品(ボトル付)を用意。味も素晴らしいだけでなく、彩り豊かな盛り付けも美しく、写真映えすること請け合い。例えば“炎柱”煉獄杏寿郎のフードメニューでは彼のオレンジと黄色の髪の色を彷彿とさせるカラフルなラクサ風味パスタをメインに、煉獄の大好物であるさつまいもを使った「さつまいもとミモレットチーズむすび」といったように、その“柱”の大好物を食材にした一品をチョイス。さらにウェイターによって炎を連想させる燻製風な香りのフレーバーを加えるサービスなどもあるとのことで、味覚や嗅覚など食の五感で“柱”の個性を味わえるようになっている。展覧会を鑑賞後、思い入れのあるキャラクターのメニューを試してみてはいかが? 今回の“柱展”について「CREATIVE MUSEUM TOKYO」の中村三善館長は「“柱”9人に焦点を当てた、ストーリー仕立ての参加型体感型の展示となっています」とコメント。「どの“柱”も素晴らしいキャラクターばかりですので、ひいきの“柱”だけでなく、ぜひ9回会場に足を運んでいただき、9人の“柱”それぞれの魅力を来ていただくたびに楽しんでもらえたらと思います」とたくさんのファンの来場に期待を寄せていた。
ライター 川畑剛