【速報】公用PCのメールチェック「最終決定したのは私」片山元副知事の証人尋問 斎藤知事も最後の証人尋問へ 午後3時ごろから 兵庫県百条委員会
片山元副知事への証人尋問始まる
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑を調査する百条委員会が25日行われていて、片山元副知事への証人尋問が始まりました。片山元副知事は元県民局長のパソコンのメールチェックについて「最終決定したのは私」などと証言しました。斎藤知事は午後3時ごろから、最後の証人尋問に出頭する予定です。 【LIVE】兵庫県・斎藤元彦知事「証人尋問」パワハラ疑惑の真相は…何を語るのか?【百条委員会】 午後1時からは片山安孝元副知事への証人尋問が始まりました。片山元副知事は冒頭、「百条委員会の守秘義務が必要な情報が漏れて報道され、証人である私にプレッシャーをあたえている」などとして情報管理の徹底や証人の人権を配慮してほしいと要望しました。
元県民局長の公用パソコンのメールチェック「最終決定したのは私」
そのうえで片山元副知事は元県民局長の公用パソコンのメールチェックを「最終的に決定したのは私」と証言しました。 委員:公用パソコンのメールをチェックしようという提案は誰からした? 片山元副知事:はっきり覚えていないが、人事当局が言ったかもだし、メールでやりとりしている可能性があるかと誰かが言った気もするし発案はわからないが、一つ言えるのは、最終的にやろかと最終決定したのは私やった。やってみなあかんなすぐにというたのは間違いありません。
公益通報に詳しい弁護士「通報者の不利益な取り扱いに当たるような行為」と指摘
午前中は、参考人として公益通報に詳しい結城大輔弁護士が招かれ、委員からの質問に答えました。今回の件に関して、元県民局長に対し、「告発者捜し」をしたり停職3か月の懲戒処分とした県の対応について、「通報者の不利益な取り扱いに当たるような行為」と指摘しました。 のぞみ総合法律事務所 結城大輔弁護士 「公益通報の事案に関していうと、通報を理由に何らか不利益な取り扱いをしたり、通報者が誰かという情報を必要最小限の範囲を超えて共有したり、通報者を探したり、こういったことはしていけないとなっていて、違反すると体制整備義務違反の状態になる」 「内容が公益通報に当たらない部分があった時でも、不利益な取り扱いされたら、怖くて誰も通報しなくなる。これはよくない」
午後3時ごろから斎藤知事の証人尋問
午後3時には最後の証人尋問に、斎藤知事が出頭。斎藤知事はこれまで県の対応について「適切だった」としていますが、改めてその認識やパワハラなどの疑惑について聞かれるとみられます。