荒井祭里 “笑顔”で「楽しめました」 高飛び込み全体8位で決勝進出 前回大会は“涙”の予選落ち
◇パリオリンピック2024 女子高飛び込み準決勝(大会11日目=日本時間5日、アクアティクスセンター) 【画像】去年の世界選手権では11位となった荒井祭里選手 女子高飛び込み準決勝が5日に行われ、荒井祭里選手が合計得点300.50の全体8位で決勝進出を決めました。 準決勝1回目は57.40では18人中13位のスタート。それでも2回目以降は安定した飛び込みで順位を上げてみせ、全体8位。日本時間6日午後10時から行われる決勝に駒を進めました。
3年前の東京五輪では、この種目予選落ち。会場で涙を流しました。 それでも去年の世界選手権では予選を勝ち上がり、決勝で11位。パリへの切符をつかみます。 「前回東京大会のこともあって、予選の方が緊張していた」と予選は16位でしたが、準決勝は20点伸ばし、決勝へ進みました。 東京五輪では無観客での開催。初めて観客が入るオリンピックに「プールからあがったときに歓声が上がったときや、日本人の声が聞こえるのも心強い」と話し、「楽しめました」と笑顔が弾けました。 また決勝へ向けては「自分のやることをやるだけ。楽しむ気持ちも忘れずに、ここまで来たのは自分へのご褒美だと思って5本飛びたい」と力を込めました。