ガソリン補助金19日から縮小へ値上げ懸念 駆け込み客らでスタンドに車の列
南日本放送
19日から政府のガソリン補助金が段階的に縮小されます。ガソリンの値上げが懸念されるなか、鹿児島市のスタンドには車の長い列ができました。 (記者)「鹿児島市内のガソリンスタンドです。普段から給油の列ができているということだが、きょうは横断歩道を越えたあちらの方まで長い列が続いている」 国は、コロナ禍の経済対策としてガソリンの元売り事業者に対し補助金を出していました。しかし、19日から段階的に縮小されることから、ガソリン価格の値上がりが予想されます。 こちらのスタンドでは、レギュラーガソリンが1リットルあたり165円ですが、あす19日から5円ほど値上げする予定です。 (給油に来た人) 「ガソリン価格が上がるので来た。同じ量でお金が高くなるのは厳しい」 「積み重なるので、できるだけ安い価格が続いた方がいい」 県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、16日時点で183円と先週より0.9円高くなっています。 石油情報センターは、補助金の縮小で来年2月半ばには「今より10円上がる」とみていて、影響が懸念されます。
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