前年準優勝の丸山忠久九段と増田裕司七段が対局開始!初対局制し準決勝進出を決めるのはどっちだ/将棋・達人戦
将棋の第2回達人戦立川立飛杯準々決勝が12月3日に行われ、午後1時30分から前年準優勝の丸山忠久九段(54)と増田裕司七段(53)が対局を開始した。振り駒の結果、先手は丸山九段に決定した。 【映像】丸山九段VS増田七段 注目の準々決勝 丸山九段は、1990年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:25期)、順位戦B級2組(A級以上:14期)。タイトル獲得は名人2期、棋王1期の通算3期。棋戦優勝は前期銀河戦を含む13回。前期の達人戦は羽生善治九段(54)との決勝戦を戦い、準優勝で第1回大会を終えた。今期の躍進にも大きな注目が集まっている。 増田七段は、1997年10月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦はフリークラス。達人戦は2期目の出場で、今期は畠山成幸八段(55)、阿部隆九段(57)、今泉健司五段(51)、藤原直哉七段(59)と関西のベテラン勢を次々に破って予選を突破。切れ味鋭い指し回しで、予選の勢いそのままに本戦での活躍に期待したい。 ともに約30年近いキャリアがあるものの、公式戦での対戦はない。初手合いとなる本局で白星を飾り、準決勝へ駒を進めるのはどちらか。 達人戦は、2024年4月1日付で満50歳以上の現役棋士に参加資格が与えられている。第2回大会は53人とシード棋士4人の合計57人が出場。「達人」の称号を目指し、熱い戦いが繰り広げられている。本戦の持ち時間は各30分、切れたら一手30秒未満。先手・後手は振り駒で決定する。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部