イラク議会選レポート:国民は何に怒っているのか?
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米国が2003年開戦のイラク戦争でサダム・フセイン独裁政権を倒したイラクで10月10日、民主化以来5回目となる議会選挙が実施された。政治腐敗や高い失業率に怒る若者たちによる19 年秋の抗議デモをきっかけに、約半年前倒しとなった今回の選挙では、この国の複雑な構造が改めて浮かび上がった。 愛国路線を掲げるイスラム教シーア派指導者ムクタダ・サドル師率いる政党連合が大勝し、今後のイラクはどう変化していくのか。
本文:5,763文字
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真野森作