ECLで無双状態のチェルシーにOBら「どうやったら負けるのか分からない」「準々決勝か準決勝まで大会は始まらない」
チェルシーは7日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第3節でFCノア(アルメニア)に8-0の大勝を収めた。英メディア『BBC』によると、イングランド代表のOBらは「どうやったら彼らがこの大会で負けるのか分からない」などとコメントしているようだ。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 チェルシーは昨季のプレミアリーグで6位にとどまってECLに参戦することが決まった。名門クラブが欧州カップ戦の最下層大会に参戦することに注目が集まると、プレーオフこそセルベットに2戦合計3-2と接戦になったが、本戦では4-2、4-1、8-0と前評判通りの強さでゴールラッシュを続けている。 この戦いぶりにクラブOBのジョー・コール氏は「この大会に出るべきではないが、ここが彼らの舞台だ」とコメントし、「チェルシーにとっては準々決勝か準決勝まで大会は始まらない」と楽観視した。また元イングランド代表のピーター・クラウチ氏も「出場チームをいくつか見ると、彼らがどうやったらこの大会で負けるのか分からない」と見解を示した。 今節勝利した相手は7年前に創設したばかりの新興クラブ。チェルシーがUEFAクラブランキングで8位につけている一方、FCノアは311位と大きな差がある。FCノアのルイ・モタ監督は試合後、「8-0を受け入れるのは難しい。チェルシーがチームとして別のレベルにあるのはわかっているが、それでももっと良い試合をしたかった」と唇を噛んだ。