女子ダブルスはノーシードから快進撃のエラーニ/パオリーニが地元優勝 [イタリア国際/テニス]
女子ダブルスはノーシードから快進撃のエラーニ/パオリーニが地元優勝 [イタリア国際/テニス]
WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、サラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)に6-3 4-6 [10-8]で競り勝ち地元優勝を飾った。 ~BNLイタリア国際の女子ダブルスで地元優勝を飾ったエラーニ/パオリーニ組~ セットを分け合って迎えたマッチタイブレークでガウフ/ロウトリフは常に先行して8-6とリードしたが、エラーニ/パオリーニがそこから4ポイントを連取して1時間28分で勝利をもぎ取った。 今季7度目のダブルス出場だったエラーニ/パオリーニは、2月のリンツ(WTA500/室内ハードコート)以来となる2勝目(通算3勝目)を挙げた。37歳のエラーニは生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)を達成したロベルタ・ビンチ(イタリア)とのペアで2012年の同大会を制しており、母国のWTA1000大会で2度目の栄冠に輝いた。 今大会でのエラーニ/パオリーニは1回戦で第2シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)を5-7 7-6(6) [10-7]で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアナスタシア・アバニャート/オーロラ・ザンテデシ(ともにイタリア)を6-2 6-1で、準々決勝で第6シードのリューメラ・キッチュノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 5-7 [10-5]で、準決勝では第8シードのキャロライン・ドラハイド/デザレー・クラブチェク(ともにアメリカ)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。
テニスマガジン編集部