2015年注目の「洋画」をピックアップ ── 「ムーミン」「シンデレラ」など
ディズニー珠玉のラブストーリーが映画化
『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』などの不朽の名作をはじめ、いくつものラブストーリーを誕生させてきたディズニー。2014年は『アナと雪の女王』が空前の大ヒットを記録し、主題歌「Let It Go」とともに社会現象を巻き起こした。 またアンジェリーナ・ジョリーが主役を演じた『マレフィセント』も大きな話題を呼び、実写映画への期待も高まっている。そんな勢いのあるディズニー映画に2015年、珠玉のラブストーリーである『シンデレラ』がついに実写版で登場する。 『シンデレラ』の監督を務めるのは、『ヘンリー5世』、『ハムレット』などのシェイクスピア作品を多く手掛け、華やかな宮廷描写に定評のあるケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)。主人公のシンデレラ役には、若手女優のリリー・ジェームズ(Lily James)が抜擢された。気品がありながらもどこか初々しさが残るリリーが演じる、現代的なヒロイン像に期待が集まる。 また継母役にケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、フェアリー・ゴッドマザー役にヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter)など、豪華なキャスティングにも注目だ。
アカデミー賞歌曲賞受賞監督の最新作
アカデミー賞歌曲賞を受賞した『ONCE ダブリンの街角で』を手がけたジョン・カーニー監督の最新作『はじまりのうた』が、2月7日に全国ロードショーを迎える。 2人で作った曲が映画主題歌に抜擢され、メジャーデビューを果たしたミュージシャンのデイヴと恋人のグレタ。スターとして忙しい生活を送るデイヴとすれ違いの日々が続くなか、彼の浮気が発覚。失意のままライブハウスで歌っていたグレタは、落ち目の音楽プロデューサー、ダンに誘われニューヨークの街角でゲリラレコーディングを敢行。無謀な計画は小さな奇跡を起こし始める。 本作の見どころは、なんといっても音楽。バンド「ニュー・ラディカルズ」のボーカル、グレッグ・アレキサンダー(Gregg Alexander)やジョン・カーニー監督が作曲したこだわりの曲が多数登場する。『パイレーツ・オブ・カビリアン』でヒロイン役を演じハリウッドスターの仲間入りを果たした女優、キーラ・ナイトレイが演じるグレタ役の歌声初披露にも注目だ。