フェルスタッペンがオーストリアGPのスプリントを制し、今季スプリント3戦全勝!2位ピアストリ、3位ノリス…角田裕毅はP13|F1
2024年のF1第11戦、オーストリアGPのスプリントレースが現地時間29日行われた。 【動画】意地vs意地vs意地 スプリントの5周目ターン3~4、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリのトップ3による息もつかせぬ攻防 現地シュピールベルクは晴天、気温28℃、路面温度42℃のドライコンディションでスプリントの時刻を迎えた。24周で行われるスプリントのタイヤに、20台全車がミディアムを選択している。 フォーメーションラップを終えてグリッドに着くも、システム上の問題でエクストラフォーメーションラップが追加となった。これでスプリントは24周ではなく、23周で決着することになる。 スプリントレースがライツアウトとなり、マックス・フェルスタッペンがトップでオープニングラップを終えた。ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、カルロス・サインツ、ジョージ・ラッセルの順番となっている。 14番グリッドスタートの角田裕毅は1周目にフェルナンド・アロンソをパスし、13番手で2周目に突入している。 2番手ノリスがフェルスタッペンに仕掛け続け、5周目のターン3でインにねじ込み、一時はトップに出る。だがその先のターン4では、フェルスタッペンがインを突いて逆にトップを取り返し、この流れに乗じて背後のピアストリが僚友ノリスを抜いて2番手に浮上するというバトルに。 展開としては4強8名はペースが速く、そこから数秒後方のP9ケビン・マグヌッセン以下中団勢がトレイン状態という構図になっている。 ここからはトレイン状態で周回を重ねていく流れとなり、なかなかポジションのアップダウンは起こらず。また、この後土曜日後半には予選が控えていることもあり、接触するような際どい戦いはほとんど起こらず。トップのフェルスタッペンはマクラーレン勢を少しずつ離していき、一人旅状態となっていく。 フェルスタッペンがそのまま23周目のフィニッシュチェッカーを受け、1位で8ポイントを手にしている。なお、今季3戦スプリントを消化し、中国、マイアミ、オーストリアとすべてフェルスタッペンが制する状況となっている。 4.6秒後方で2位はピアストリ。3位ノリス、4位ラッセル、5位サインツ、6位ハミルトン、7位ルクレール、8位セルジオ・ペレスまでがポイント圏内となった。 角田裕毅はアルピーヌ勢(11-12)に約4秒離され、13位フィニッシュでスプリントレースを終えている。
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