万博子ども無料招待 「専用列車」検討会議 森ノ宮に”専用ホーム”設け朝ラッシュ後に運行 料金は団体扱いなどの案
来年の大阪・関西万博で大阪府が実施する子ども無料招待事業の輸送手段に関する2回目の会議が7日午後、府咲洲庁舎で開かれました。 輸送手段としては、大阪メトロ中央線の森ノ宮駅から、来年1月に開業予定の新駅「夢洲駅」への「子ども専用」直行列車と、長田駅から夢洲駅の各駅に止まる「子ども優先」列車が検討されています。 7日の会議では、森ノ宮駅で、日中は使われていないホームを“専用ホーム”として確保し、長田駅で折り返した後、夢洲に向かう列車を、朝のピーク時間を避けて、午前9時半から同10時40分ごろに走らせる案が示されました。 森ノ宮駅までの移動方法は、小学校低学年の児童の安全を確保するため、学校から大阪メトロがバスを運行する案と、小中学生が、各学校の最寄り駅から大阪メトロに乗り込む案が議論されました。 料金については、「専用列車」「優先列車」とも、団体料金扱いとし、一般運賃とは別の体系を検討しているということです。 会議では、府内の学校が来場の第一希望とする日程も公表され、希望が比較的多い来年9月や10月は、万博閉幕が近く、一般客も増える見込みのため、招待が難しいのでは、という意見が出たといいます。 輸送手段の大枠は、10月に開かれる次回の検討会で取りまとめられる予定です。
ABCテレビ