BMW第2の「ノイエ・クラッセ」は電気自動車で! 始祖となる「1500」の大ヒットに「ノイエ・クラッセX」はあやかることができるか!?
人とクルマの関係を一変させる可能性を秘めている
また、これまでのBMW市販車やコンセプトモデルでも例を見ない包括的なデジタル化を目指し、デザインや開発、生産、流通の方法を変化させてゆくとのこと。そしてもっとも重要な点は、人とクルマの関係や、そのやりとりの方法を一変させる可能性を秘めていることという。 さらに走行中だけではなく、走行用バッテリー充電中の休憩時間やクルマの周辺にいるときなどでも「My BMW」アプリを使うことにより、原則的にはどこからでもアクセスできるとのことである。 BMWでは、2025年以降に6車種の展開が予定されるBEVの新シリーズを「ノイエ・クラッセ」シリーズとして展開するとも言われており、先ごろ発表されたコンセプトモデルとなるSUV「ビジョン・ノイエ・クラッセX」が市販化第1弾となるであろう。 しかし、これまではBEVへの完全移行が既定路線と謳われていた自動車業界の未来予測が、ドラスティックに方向転換する可能性も見え隠れしているのが世界的な現状ともいえる。今後の成り行きに、注目したいところである。
武田公実