2020年東京大会へ 羽田空港で五輪旗の到着歓迎式(小池知事囲み取材全文)
2020年東京五輪へ向け、小池百合子都知事がリオデジャネイロ五輪の閉会式で引き継いだ五輪旗の到着歓迎式が24日午前、羽田空港で行われた。 【中継】2020年東京大会へ 午前11時から羽田空港で五輪旗の到着歓迎式 小池知事のほか、リオ大会で日本代表選手団主将を務めた女子レスリングの吉田沙保里選手らが出席し、あいさつした。 式典は羽田空港の西側格納庫内で行われ、2機の航空機から小池知事・吉田主将らがそれぞれ登場し、五輪旗・JOC旗を振る演出がなされた。
五輪旗が東京に到着 今の気持ちは?
記者1:50年以上ぶりにこのオリンピックの、入ってますか。オリンピックの旗が東京に来ました。あらためて今、どのようなお気持ちでしょうか。 小池:すいません、こっちから聞いていただけますか。 記者1:あらためて、この東京の地で旗を振られてどのようなお気持ちですか。 小池:この50年間プラスアルファで日本は人口増、そして高度成長から、今まったく50年を経て、新たな時代に入っていると思います。それだけに、新しい時代をつくるためのオリンピック旗をリオから運んできたということは、とても私としても責任を感じておりますし、また将来の東京、日本をつくるという意味では、描きがいのある青図をぜひとも実行していきたいと思っております。 記者1:リオオリンピックから東京(※判別できず)大きな盛り上がり(※判別できず)。 小池:何よりも、今回は日本選手、各種目で本当に素晴らしい成果を残してくれました。金銀銅、合わせて41。そしてそれも、また入賞者もたくさん輩出して、本当に素晴らしい成果だったと思います。それを踏まえましても、会場の問題、仮設なのか高過ぎるのかいろいろと議論はございますけれども、やはり中身はアスリートの頑張りによるものが一番大きいんだなと、このことをつくづく感じてまいりました。しかし、そのアスリートの皆さんが活躍しやすい会場をどうやってつくっていくのか、このことに注力をしていきたいと思っております。 いずれにしても、アスリートファーストというのをやはり最初に持ってこないと、東京オリンピック・パラリンピックが結局箱物だけが残りましたという形になってはいけないと思っています。 記者1:都内すごく、(※判別できず)と思うんですけれども、今後この状況をどのように変えるというか、(※判別できず)。 小池:そうですね、これから4年間、ずっと持続させながら、この機運を続けていくというのは大変難しいことではあるかと思いますけれども、それだけに今、改革本部のほうで問題点の洗い出しもしております。そのことが逆に機運を高める方向につなげられるように、そのようなことを頭に入れながら進めていきたいと考えております。