スリールミニョンの１週前追い切りに騎乗した永島まなみ（１１月２８日撮影）

［ＧⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ＝２０２４年１２月８日（日曜）２歳牝、京都競馬場・芝外１６００メートル］ 　上り詰めた大一番で結果を残したい。スリールミニョン（高橋康）は４日、栗東坂路で最終追い切りを消化。４ハロン５４・１ー１２・６秒を楽にマークした。 「先週しっかりやって、動きも何も問題ないので、今日は馬なりで。予定通りです。馬場はだいぶ時計がかかっていたんですけど、しっかり上がってきてくれたので問題ないかなと思います」 　見届けた高橋康調教師は納得の口ぶり。体つきに大きく変わりはないものの、最近はいい意味で馬に落ち着きが出てきたという。 　デビューから手綱を取る永島は先月２８日の１週前追い切りに騎乗（栗東坂路４ハロン５２・０ー１２・３秒）。「自信を持って乗りたい馬です。一生懸命走ってくれる子なので、ＧⅠの舞台でも頑張って結果出したい」と自ら命名した愛馬との大一番に向けて意気込んでいる。 　今回は馬と鞍上だけでなく、厩舎やオーナーにとっても初ＧⅠ制覇がかかっている。指揮官は「オーナーさんのご厚意にすごく感謝しています。無事にレースまで迎えなければという責任は感じています。彼女（永島）もいい経験になるかなと思います」と締めくくった。