JRバス「園福線」引き継いで京都交通三和線が運行開始
京都交通(本社・大阪市)は1日から、京都府南丹市・園部駅-福知山市・福知山駅間を結ぶ西日本ジェイアールバスの路線バス「園福線」(園部駅-福知山駅)の一部区間を引き継ぎ、「三和線」(市民病院-福知山駅前-丹波大身)として新たに運行を開始した。 旧園福線と比べ、福知山側の終点を市立福知山市民病院まで延伸し、ミニフレッシュ三和店前に停留所を追加。一日4往復で、全区間で運賃を値下げしている。 同日午前7時13分に始発便が市民病院を出発し、JR福知山駅前、下ノ段(福知山高校三和分校前)などを通り、丹波大身へ向かった。西日本ジェイアールバス時代から通勤で利用しているという男性客は「引き継がれて良かった」と喜んだ。 福知山駅でバスを見送った京都交通福知山営業所の川本康博所長は「市内の他の路線と同様に、安心安全な運行に努めたい」と話していた。 園部駅東口-下ノ段の新「園福線」は、南丹市の中京交通が引き継いだ。
■園福線が最終運行
西日本ジェイアールバスの「園福線」は3月31日、最終運行日を迎えた。午後5時20分発の最終便には、福知山駅から10人ほどが乗車。カメラや携帯電話を持った人が、写真に収める姿も見られた。