柏木真介がB1三遠で現役続行「最後となるかもしれないチャレンジの旅」三河から期限付き移籍決定
7月16日、B1リーグのシーホース三河は、自由交渉選手リストに公示していた柏木真介が、期限付き移籍で三遠ネオフェニックスに移籍することを発表した。 現在42歳の柏木は、183センチ83キロのポイントガード兼シューティングガード。東海大学付属第四高校(現東海大学付属札幌)、中央大学を経て、2004年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でキャリアを始めると、2006年に加入したアイシンシーホース(現三河)で主戦ガードとして優勝を経験。日本代表としても活躍した。 2016年のBリーグ開幕後は、長らく所属してきた三河に加えて、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、新潟アルビレックスBBでもプレー。2020年に三河へ復帰し、昨シーズンはB1リーグ戦12試合の出場にとどまっていた。 今回の期限付き移籍発表に際して、柏木はクラブを通じて次のようにコメントした。 「この度、期限付き移籍をすることになりました。まずは、この決断をするにあたり、ご理解をいただき、快く送り出してくださった寺部社長をはじめ、佐古シニアプロデューサー、クラブ関係者の皆さまに感謝いたします。このオフシーズンは、今までのバスケ人生の中で、一番と言っても過言ではないほど考え、悩みました。色々な選択肢がある中で、『選手として残されたキャリアをどう過ごすか?』、『今、自分は一番何がしたいのか、何が重要なのか』を考えた時に、プレーヤーとして過ごせるうちに、『まだまだ新たな学びと経験をしたい』という思いが強くなり、今回、最後となるかもしれない『チャレンジの旅』に出ることを決断しました」 「4年前、『自分の使命は、常勝軍団と言われたチームをもう一度その位置まで戻すこと』という強い思いを持って帰ってきましたが、今でもその気持ちに変わりはなく、『このチームに何か還元し、貢献したい!』、その思い一つです。ファン・ブースターの皆さんが大好きで、何より、このチームで共に戦ってきた仲間たちが大好きです!ふざけるときはふざけられる可愛い後輩たちとプレーができないことは寂しいですが、三河のファン・ブースターの支えがあれば大丈夫だと確信していますし、少しの間、敵として戦いながら、後輩たちの成長を楽しみに見守るとともに、それに負けないように、自分自身がより成長していきます。今回の挨拶は、『今までありがとう』ではなく、『少しの間、行ってきます!』と言わせてください。皆さん、これからもシーホース三河への応援をよろしくお願いいたします」
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