【安田美沙子さん(42)】今も変わらない“ヘルシーな美しさ”の秘密は|STORY
食事でコントロールできるって素晴らしい
ランニングのトレーナーさんに栄養素を聞いても、ふわっとしか分からず、ちゃんと勉強したいと思ったのが食の資格に興味を持ったきっかけです。「食育インストラクター」は結婚したてに夫に長生きして欲しいと思って取りました。夫は甘党で油物が好きですし、血圧が高めなのも心配なんです。あまり言うことを聞いてくれないので、こっそり野菜を増やしたり、さりげなく調整しています。 「健康食コーディネーター」は子どもができたときに取得しました。例えば、頭をよく使った後は、胸肉が脳や頭にいいのでチキン南蛮とか。今、糖が少なくてイライラしているからちょっとチョコあげようとか。小麦は集中する前はやめておいたり、血糖値を気にしたり。コントロール方法がわかっていると、食べ物でその時の不具合を解決できるのがいいですよね。なるべく旬のものを食べるようにして、野菜作りや、お味噌も毎年子どもとも一緒に作って毎日食べるようにしています。 この資格は食育にも役立っていて、家族全員でテーブルに座り、顔を見合わせながら美味しいねというのは、子どもの脳や人格形成に関わってくると学んだので、できるだけ家族で揃って食べるようにしています。大きくなっても、孤食を防ぐのは子どもも大人もメンタル的に大事だと思いますし、心の充実や自己肯定感にも繋がります。お互い安心して、いってらっしゃいの場所になるのって大切ですね。
年齢を重ねてわかってきたこと
若い頃って、ぽっちゃりしているじゃないですか? 撮影もありましたし痩せなきゃと思って、生野菜のサラダとビスケットしか食べない生活をしていたら、逆に浮腫んでしまった経験があります。実際、太っているのか? むくみか分かりませんでしたが、あれは添加物の影響や、食べ物からくる冷えが原因だったのかもと今なら思います。 年齢を経て、自分の体がどういうものか分かってきたので、冷えないようにするとか、添加物を少なくするとか、発酵食品を積極的に摂るとか、お米に玄米を混ぜるとか、ダイエットではない食での身体の整え方を実践するようになりました。でも無理は続かないですからね。甘いものも小麦も好きですし、美味しいものは食べるように我慢しないようにしています。ジャンクも好きですから!