【目黒記念・コメントのツボ】クロミナンス待望の重賞初Vへ 尾関調教師「“距離を延ばしてもいいかも”という感触」
[GⅡ目黒記念=2024年5月26日(日曜)4歳上、東京競馬場・芝2500メートル]
美浦トレセン
日経賞を制し、GⅡ連勝を狙うシュトルーヴェ。堀調教師は「放牧を挟んで、ここを目標に調整してきました。条件は合っていると思います。去勢後は安定して最後まで集中して走れています」。鞍上にモレイラを迎え、勢いに乗っている。 クロミナンスは日経賞2着、AJCC3着とGⅡで連続好走中。尾関調教師は「AJCCの時に“距離を延ばしてもいいかも”という感触があった。それほど(レースを)走っていないので年齢の割にフレッシュで、まだ良くなる部分もある」。そろそろ重賞初Vか。 菊花賞8着のナイトインロンドンは、明け4歳となってからの近3走は思うような結果が出せていない。それでも大竹調教師は「昨年のいいころの雰囲気に近づいている感触はある」。トップハンデと7キロも差のある最軽量の52キロは裸同然。昨夏3連勝を決めたころの走りを見せられるか。
栗東トレセン
1週前のウッドでラスト1ハロン10・9秒という超抜の動きを見せていたサトノグランツ。大江助手は「古馬になってからの馬との認識は以前から持っていましたが、その通りに成長していますね。この状態でどれくらい走れるのかを確認したいですね」と好感触を口にした。 友道厩舎からはヒートオンビートもエントリー。連覇を狙う。「馬場と展開に泣いた前走ですが、帰厩して以降の雰囲気が非常に良く、実は結構な期待をして送り出した一戦でした。今回も同様の感触を持っています。得意の舞台ですし、頑張ってほしいですね」と石橋助手。 長距離重賞で安定した成績を残しているマイネルウィルトス。増井雅助手は「馬は元気で体調は良さそう。このレースは一昨年2着に来ているし、東京コースも合っている」と勝ち負けをにらむ。
東スポ競馬編集部