地下水への理解深めて 熊工生、スタンプラリーとクイズ企画 くまもと地下水財団が協力 抽選で県産米も 29日まで開催中
熊本工高(熊本市中央区)の3年生3人が、熊本の地下水への理解を深めてもらおうと、デジタルスタンプラリーとクイズを企画した。スタンプラリーは熊本市周辺の水の名所を巡る。いずれも29日まで。 企画したのは、情報システム科の松本み貴さん、荒平元稀さん、村田芯さん。半導体関連企業の熊本県内進出を機に地下水に関心を持った3人が、課題研究授業の一環で始め、くまもと地下水財団(熊本市)に協力を依頼した。 スタンプラリーは、同市の上江津湖や嘉島町の浮島神社など6カ所を設定。専用サイトにアクセスしてスタンプを三つ集めると、抽選で県産米5キロや節水シャワーヘッドなどが当たる。 クイズは専用サイトに10問を用意。全問正解すると、抽選で県産米や飲料が当たる。参加賞には、高校生がデザインしたスマートフォン用のオリジナル壁紙を用意した。 リーダーの村田さんは「参加をきっかけに、熊本の地下水がどのように育まれ、生活に役立てられているかを知ってほしい」と話している。同財団☎096(227)6678。(米本充宏)