NY株続伸、130ドル高 景気後退の懸念が薄れる
【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比130.49ドル高の3万6247.87ドルで取引を終えた。朝方発表の経済指標が堅調だったのを受け、景気後退を回避しながら物価高を抑える「軟着陸」が可能との見方が強まり、買いが優勢となった。 11月の米雇用統計で非農業部門の就業者数が市場予想を上回り、ミシガン大の12月の消費者信頼感調査で総合指数が高水準となった。景気の底堅さを示し、投資家がリスク回避姿勢を和らげた。 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、63.98ポイント高の1万4403.97。