鍵山優真がSP92.05点で首位発進! 2位に中田璃士、3位は友野一希。“現役ラスト”織田信成は11年ぶり出場で5位、FS進出【フィギュア全日本選手権】
フィギュアスケートの全日本選手権が12月20日、大阪・東和薬品ラクタブドームで男子ショートが行なわれ、鍵山優真が92.05点をマークして首位発進を決めた。2位には中田璃士(90.31点)、3位には友野一希(89.72点)が続き、男子シングルは明日のフリーで決着する。 21歳が初の日本一を射程圏内に捉えた。最終グループに登場した鍵山は4番目でリンク中央に立つと、冒頭の4回転サルコウを高く華麗に降りる。続く4回転+3回転の連続トウループも着氷し、GOE(技の出来栄え点)は大きく加点された。しかし、後半のトリプルアクセルでまさかの転倒をしてしまう。会場の手拍子に乗ってステップを踏みながらフィニッシュしたが、演技後は悔しい表情を浮かべて天を見上げた。 【画像】鍵山優真が首位発進!11年ぶりに織田信成も出場した全日本フィギュア選手権男子SP出場選手を一挙特集! キスアンドクライでも悔しさを隠し切れず、得点を確認すると少し頷きながら隣に座る父・正和コーチとモニターをみつめた。 11年ぶりに全日本の舞台に戻ってきた37歳の織田信成は「マツケンサンバ」の陽気なリズムに乗りながら5位に食い込んだ。演技後は感極まり、キスアンドクライで大号泣。不退転の決意で現役復帰したベテランスケーターが最終滑走グループに入った。 2位には昨年のジュニアグランプリファイナルを制した16歳の中田が入るなど、多士済々なメンバーが揃い、上位24人が21日のフリーへの切符を掴んだ。 取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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