永遠の相棒「リーバイス501」いま選ぶならどの1本?【松井陽子さん】
501®︎ ’81 ストライプデニム
「とても新鮮!」と思わず試着させていただいたのが、こちら。80年代のごくわずかな製造期間、織でストライプ模様を出していた珍しい501®︎があったそうです。個性的ではあるけれど主張もそこまで強くないのも気に入りました。 ウエストとヒップをしっかりと包み込むハイウエストで、裾にかけてすっきりと細くなるやや細身のテーパードシルエット。股上がしっかりと深いので、ウエストからヒップにかけての女性らしい丸みを帯びたシルエットが強調され、今どきの雰囲気に。 「時代のど真ん中のブルージーンズを提案できるように」と、リマスターされ、新たなるシルエットが常に研究されているそうです。確かにウェブサイトで501®︎をチェックすると、ずらりと現行品が並んでいます。こんなにもあるのだとびっくりしましたが、シグニチャーのストレートフィットをベースにそれぞれ特徴を持たせていて、見ているだけでもわくわく楽しくなります。プライスも抑えられているのも相当優秀です。 501®︎は時代を超えて、世界中の多くの人にとって自分を表現するアイテムであるということです。まるで共通言語のように。 これまで古着一辺倒でしたが、150年蓄積したナレッジに今を詰め込んだ現行品という新しい魅力にも触れることができました。 楽しみ方も、取り入れ方もいろいろ。着る人の日常に寄り添い……いや、もしかしたら人生にも寄り添っていると言えるのかもしれません。 私にとって、最高で永遠のバディと言い続けたい。リーバイス501®︎とはこれからも長く付き合っていきたい、改めてそう思いました。 松井陽子:エディター&ライターとして、雑誌やカタログなどで活躍中。湘南在住。家族は藍染師の夫と、20代2人、10歳の子と猫。mi-molletで月に2回アップされる「スタッフの今日のコーデ」も人気。Instagram:@yoko_matsui_0628 撮影/田中駿伍 モデル・構成・文/松井陽子 前回記事「リーバイス501のデニムは私とって「帰る場所」。永遠に色褪せないその魅力とは?【松井陽子さん】」はこちら>>
松井 陽子