ユーロ圏投資家センチメント、12月は-17.5 1年強ぶり低水準
[フランクフルト 9日 ロイター] - 調査会社センティックスが9日発表した12月のユーロ圏投資家センチメント指数は、マイナス17.5と前月のマイナス12.8から低下し、2023年11月以来の低水準を記録した。 ロイターがまとめたアナリスト予想のマイナス13.5を下回った。 センティックスは「ドイツ連邦議会選挙に関する発表の後で楽観的なムードはない」と指摘し、幅広い分野にリセッション(景気後退)の影響が広がっているとの見方を示した。 調査は5日から7日にかけて1148人の投資家を対象に実施した。12月の期待指数もマイナス5.8と、11月のマイナス3.8から悪化した。 現況指数は11月のマイナス21.5から12月はマイナス28.5へ低下し、2年以上ぶりの低水準となった。 ドイツの投資家センチメントも11月のマイナス29.8から12月はマイナス33.2に低下した。