Tomitaku エスパーダ復活計画【第11話】なぜか外されていたサイドブレーキ!? 実用可能な状態に修復する!
ダッシュボード近辺から煙が出て、電装系が全てダウンした状態になったエスパーダ。どうやらキーシリンダーに原因があると見当を付けて修復。取り外しからコラムカバーの復元まで、かなり手こずったが、修復に成功! 【画像10枚】正規の位置にサイドブレーキレバーが装着され、サイドブレーキもしっかり利くように修復完了。内装の修復は、これでひと段落 【Tomitaku ランボルギーニ・エスパーダ復活計画 第11話】 入手当初から、なぜかサイドブレーキのレバーが助手席に転がっていたランボルギーニ・エスパーダ。 よく見ると、根元がちぎれていて、使えない状態。AT車なので、パーキングに入れておけば動かないわけだが、いろいろと問題があるので、今回、きちんと実用できるように修復することにした! 入手当初から、なぜかサイドブレーキのレバーが助手席に転がっていた。よく見ると、根元がちぎれていて、使えない状態。AT車なので、パーキングに入れておけば動かないわけだが、いろいろと問題があるので、今回、きちんと実用できるように修復することにした! 実は、購入時から分かっていたことだが、エスパーダのサイドブレーキは使えない状態になっていた。その理由は明白で、サイドブレーキレバーが助手席側に転がっていたからだ。 「エスパーダが手元に来た時に、面白いコトになってたんです。というのが、ナゼかサイドブレーキのレバーが助手席に放り投げられていて……。よく見ると、根本でちぎれていたんです。これじゃしょうがないので、とりあえずはAT車なので、パーキングレンジに入れるとシフトロックが働くので、ロックされて動かない状態になります。それでしのいでいたんですが、やっぱりサイドブレーキが利かないと、いろいろと問題がありますので、今回、根本からきちん直します」 と富松さん。
完全にちぎれていたサイドブレーキレバーを溶接して修復!
まずは、サイドブレーキのシステム自体を確認するため、エスパーダをリフトアップして確認すると、ボディ側のブラケットは、とても外しにくい位置に取り付けられているのが判明。 なんとか工具を駆使しつつ、車体下側からちぎれたサイドブレーキレバーの相方を取り外すことに成功。 そしてブラケットのカシメ部を分解してみたところ、見事にちぎれていたそうだ。 純正部品が入手できるはずもないので、このちぎれたサイドブレーキレバーを修復することに。写真を見てもらうと分かるように、溶接するとしても、そのままでは工具を差し込む幅もない。 そこで、カシメてある部分をいったん分解。 ようやく、レバーのちぎれた部分を確認できる状態になった。 あとは、できるだけしっかりと溶接し、元通りにかしめてボディに装着すればOK。 その際に、せっかくなのでヤレていたサイドブレーキレバーブーツを、シートと同じ「ヌーロ」で塗って見た目もバッチリと補修。 サイドブレーキが使えるようになり、内装関連の修復は、ひと段落したようだ。 初出:ノスタルジックヒーロー 2021年6月号 Vol.205 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部