東国原英夫氏が玉木雄一郎氏に「非常に親近感…まあ、さまざまな面で」テレビ生共演50分やりとり
元グラビアアイドル小泉みゆき(39)との不倫報道を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は13日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜午後6時)に生出演した。 番組では、自身も不倫疑惑報道を経験したことある、元衆院議員で元宮崎県知事の東国原英夫氏と隣り合って着席。番組冒頭で、東国原氏が「玉木さんに最近、非常に親近感を持ちまして…まあ、さまざまな理由で…」とコメントすると、他の出演者から小さな笑いが起きたが、玉木氏は表情を変えずに、前方を見続けた。 玉木氏は東国原氏のコメントに先立ち、さきの衆院選で訴えて大きな支持を得た肝いり政策「年収103万円の壁」の引き上げに関して「反対ばかりで何もしないから、日本はこうなった。しっかりと新しい世界に踏み込んでいかなければだめだと思う」と述べ、実現にあらためて意欲を示した。国民民主党はすでに与党との間で政策協議に入っているが、一方で全国知事会から、「103万円の壁」が見直しとなった場合、地方自治体の減収になりかねないとの懸念が出ているほか、政府も、国と地方で7兆~8兆円規模の減収が見込まれるとの見解を示すなど、慎重な声も出ている。 東国原氏はこうしたことを念頭に「総務省が絵を描いている」「総務省と財務省が反対意見で、のろしをあげている。これに絶対負けないでほしい」と、玉木氏にエールを送った。「これまで当たり前だといわれていたことを、改革していかないといけない。崩していくアプローチも必要なのではないかと思うので、僕は非常に親近感を持っています」と、「103万円の壁」見直しを訴える玉木氏への「親近感」の真意を、説明してみせた。 番組では「玉木代表に聞きたい9のこと」として「年収の壁の見直し」「各党との協議 進み具合は」など9項目を挙げて、約50分間、やりとりが続いた。今回の不倫報道問題については項目になく、玉木氏も言及しなかった。