地元のチャレンジカップ、優勝は俺しかありえない! / 寺田祥インタビュー
山口支部の今
偉そうなヤツはいっぱいおるんやけど、ただ、やっぱり定着してないっていうかね。A1級とか記念レースにレギュラーで行くヤツが少ないよね。やっぱり選手層は薄いよね。あと、どこからどこまでがが若手なんっていう感じがある。若手と思っていても実はオジサンみたいな。中間の世代がいないっていうか、「久々記念に来たね」っていうのが多いから、若手っぽく感じてしまうけど。森野(正弘)とかまあまあなオジサンやけえね。 若手っていう若手は、(佐々木)完太、10月に初優勝した井本(昌也)、それに(島川)海輝かな。このあたりがもっと頑張って上がって来ないとね。
マスターズ世代になって
やっぱりガタが来るというか、肉体的には衰えるよね。ベストパフォーマンスができる状態でレースするのが一番いいんだけど、それって年々難しくなるよね。でもそれは自分の言い訳にしかならなくて。自分にしか分からないことだし、やっぱり勝ってナンボの世界やけね、プロやから。プロである以上、甘えたことは言えんよね。 年を取っても、自分の持てる100%の力を出せる状態でレースに臨めるかどうか。当然、若い時の方がその頻度は多かったけど、みんな同じ土俵で戦っとるから言い訳にならないし、言い訳にしたくないところ。だから戦うためにどう準備していくかは、常に考えている。もしできるのであれば、80歳くらいまでは現役をやりたいと思っとるからね。現役で長くやられている方は、やっぱりスゴいって感じる部分が多々あるからね。やっぱり長く現役でいられる理由があるわけだから。自分もそうなれればね。 半年後には(136期生として)養成所からもう1人出てくるしね。気が付いたらレーサー家になってビックリやね(笑)。空詩とは一緒のレースを走ったけど、今後も一緒に走る機会もあるやろうね。記念レースを一緒に走るなら、早く向こうが強くなってもらわないと。年を取って弱くなってしまうかもしれないから(笑)。