「動機は身勝手で招いた結果は重大」アパートに放火し全焼させた罪に問われた男 裁判員裁判で起訴内容認める=静岡地裁沼津支部
2023年12月、静岡県沼津市の自宅アパートに火をつけて全焼させた罪に問われている男の裁判員裁判が2024年12月13日に始まり、男は起訴内容を認めました。 現住建造物等放火の罪に問われているのは、沼津市大塚の会社員の男(51)です。 起訴状などによりますと、被告は2023年12月19日、自宅アパートで火をつけたクッションをソファーベッドに投げ入れて全焼させた罪に問われています。この事件では、焼け跡から見つかった被告の70代の父親が死亡しました。 2024年12月13日に静岡地裁沼津支部で開かれた裁判員裁判の初公判で、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察側は「被告人の動機は身勝手で招いた結果は重大」などと指摘。 弁護側は「被告人は罪を認めていて争う点はない」などとしました。 判決は12月19日に言い渡されます。
静岡放送